

こんにちは、OEM BANKラビットです。
この記事では、美容師の離職率を下げる方法を、面談や休日の制度ではなく「次の売上の柱」をつくる視点から解説します。
「来期は売上をあと2億上げる」。会議でそう決まっても、何をすれば2億になるのかは誰も決めていない。
求人を出しても、応募は来ない。育ったスタイリストは、独立するか他店に移っていく。
オーナーから売上目標を渡された美容室のマネージャーや幹部の方ほど、この板挟みになりがち。
美容師が辞める理由の上位は「給与」と「先が見えないこと」です。どちらも、面談や休日を増やすだけでは解決しません。
給与の原資と次のポジションは、店舗の売上とは別の「次の売上の柱」をつくらないと増えないからです。
この記事では、その柱を幹部が立ち上げ、オーナーに出資してもらう「資本提携」という形と、最初の一歩になるmm.(ムム)の代理店事業について解説します。
美容師の離職率は「2人に1人」。数字は定義とセットで見る
「美容師はすぐ辞める」という話は、業界にいれば何度も耳にします。
ただ、オーナーに説明したり、社内で対策を考えたりするときに、出どころのはっきりしない数字を使うと、話がそこで止まってしまいます。
離職率は「何人のうち何人が、どの期間で辞めたか」という定義とセットで見て、はじめて使える数字になります。
ここでは、調査の出どころがはっきりしている2つの統計と、美容室の数の推移から、いまの美容業界の状況を整理します。
美容師として働いた人の48.0%が、いまは美容師ではない
リクルートの調査機関、ホットペッパービューティーアカデミーの「美容サロン就業実態調査(2024年)」には、次の数字があります。
美容サロン就業実態調査(2024年)の主な数字
- 美容師離職率:48.0%(美容師として一度働いた人のうち、いま美容師ではない人の割合)
- 初職の就業期間が3年未満:36.7%(学校を出て最初に就いた美容室を、3年たたずに辞めた人の割合。1年未満10.0%+1〜3年26.7%)
- 初職を辞めた後も美容師を続けた人:55.4%(最初の美容室を辞めた人のうち、次の仕事も美容師だった人の割合)
出典:株式会社リクルート「美容サロン就業実態調査(2024年)」
美容師として働いた人のおよそ2人に1人が、すでに美容師ではありません。
最初の職場を辞めた人の半数近くは、美容の仕事そのものを離れています。
美容業を含む「生活関連サービス業」は、新卒の3年以内離職率が2番目に高い
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」では、就職して3年以内に辞めた人の割合が産業別に出ています。
| 高校卒 | 大学卒 | |
|---|---|---|
| 全体 | 37.9% | 33.8% |
| 宿泊業・飲食サービス業(1位) | 64.7% | 55.4% |
| 生活関連サービス業・娯楽業(2位) | 61.5% | 54.7% |
出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)を公表します」(2025年10月24日)
※「生活関連サービス業・娯楽業」には美容業のほか、理容業・クリーニング業・娯楽業なども含まれます。美容師だけの数字ではありません。
事業所の規模別では、従業員5人未満の事業所の3年以内離職率が、高校卒で63.2%。規模が小さいほど高くなっています。
1店舗あたりのスタッフ数が少ない美容室は、この「小さな事業所」に当てはまることが多い業種です。

美容室の数は、今も増え続けている
厚生労働省の衛生行政報告例によると、2024年3月末の美容所は27万4,070施設。前年度から1.5%増えています。
働いている美容師は57万9,768人です。
1施設あたりに直すと、美容師は約2.1人。少人数の店が多い業界で、店の数は今も増え続けています。
「1年で5割、3年で8割」という数字について
美容師の離職率としてよく引用される「1年で5割、3年で8割、10年で9割」は、調べた範囲では一次出典(調査主体・調査年・定義)を確認できませんでした。社内資料やオーナーへの説明に使うなら、上の2つ(リクルート調査・厚生労働省統計)のように、出典と定義がわかる数字を使うことをおすすめします。

離職率は“高い”じゃなくて、何人中何人が、どの期間で辞めたかで見る!
美容師が辞めるのは、給与と「次の席」が足りないから
離職率が高いことは分かりました。では、美容師はなぜ辞めるのか。
僕たちが美容室のオーナーや幹部の方と話していて感じるのは、辞める理由の多くが、本人の根性や職場の雰囲気だけでは説明できないということです。
辞める理由の根っこにあるのは、給与を上げる「原資」と、スタイリストの次の「席」が足りないという、店舗事業の構造です。
調査の数字と、店舗の売上の仕組みから、その2つを順番に見ていきます。
最初の職場を辞めた理由の1位は給与
同じリクルートの2024年調査では、最初の美容室を辞めた理由の1位は「給与に関する不満」。4人に1人以上が挙げています。
上位には、職場環境と人間関係への不満が続きます。
もう1つ、前年(2023年)の調査に、美容サロンで働く人に「今後のキャリアの見通しが開けているか」を聞いた項目があります。
「あてはまる」「どちらかというとあてはまる」と答えたのは40.5%。裏返すと、約6割は先の見通しを持てていません。
出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容サロン就業実態調査(2023年)」
僕たちONLYPRODUCTSは、美容室のオーナーや幹部と話すなかで、この2つを同じ根っこの問題として見ています。
キャリアパスがない。夢が持てない。給料が上がらない。だから辞めていく。
店舗の売上だけでは、給与を上げ続ける原資が足りない
美容室の売上は、席数 × 客単価 × 稼働時間で上限が決まります。
店舗の売上に上限がある理由
- 席を増やすには、店と人が要る
- 単価を上げるには、技術と時間が要る
- 稼働時間は、営業時間を超えられない
上限に近づいた店では、スタッフの給与を上げる原資も上限が決まります。
どれだけ評価制度を整えても、配る原資が増えなければ、昇給の幅は変わりません。
この「店舗事業の天井」については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>美容室の年商1億円の壁|経営が頭打ちになる理由と、その先に必要な視点!
>>美容室の時間単価を上げる4つの軸!あまり知られていない方法も徹底解説!

スタイリストの「次の席」が少ない
キャリアの見通しが持てない理由は、ポジションの数にもあります。
店長やマネージャーの席は、店舗の数だけしかありません。
スタイリストとして売上を上げた人が次を考えたとき、社内に席がなければ、選択肢は「独立」か「他店への移籍」になります。
美容師は職人です。だからこそ、サロン以外の仕事に踏み出すことに、どこかブロックがかかる。
僕たちは、店の外の仕事も「キャリアパス」として形にしてあげることが必要だと考えています。

給料が上がらない、次の席がない。辞める理由の上位は、どっちも“原資”の話なんだね。
面談や休日を増やしても、離職対策の原資は増えない
「美容師 離職率」で検索すると、対策としてよく挙がるのは次のようなものです。
よくある離職対策の例
- 定期的な1on1面談
- 休日数の確保、時短勤務などの働き方の制度
- 教育・研修制度の体系化
- 評価制度と給与体系の見直し
- 採用時のミスマッチの解消
どれも必要です。
ただし、これらは今ある原資と今ある席を、どう配るかの工夫。
給与の原資そのものと、スタイリストの次の席は、制度を整えても増えません。
多くの美容室で、ここで話が止まります。
「売上を上げろ」と言われて考えつくのは、客単価を上げる、生産性を上げる、という店舗の中の話です。
僕たちは、そこではないところで提案したほうがいいと考えています。

面談や休日は“配り方”の工夫。配る原資と席は、別の売上の柱でしか増えない!
事例:年商5億から7億を求められた、12店舗サロンのマネージャー
ここまでの話を、実際に僕たちが受けた相談に当てはめてみます。
売上目標を渡されたマネージャーと、新しい事業に慎重なオーナー。立場の違う2人の間で、話が止まってしまうケースです。
多店舗展開している美容室では、珍しくない構図だと思います。何が起きていたのかを、順番に紹介します。
「2億をどう上げるのか」が決まらない会議
僕たちONLYPRODUCTSに、東大阪で12店舗を展開する美容室のマネージャーが相談に来ました。
この美容室の年商は約5億円。今期から来期にかけて7億円を目指す、という会議が続いていました。
ところが、差の2億円をどうやって上げるのかは決まっていません。
目標だけが繰り返され、手段がない。その焦りが、相談のきっかけでした。
マネージャーは新しい事業をやりたい。オーナーは守りたい
マネージャーはまだ若く、新しいことに動きたいと考えていました。
僕たちが話した、商品をつくって美容室に卸す事業にも乗り気でした。
一方、オーナーは守りを重視するタイプ。マネージャーがやりたいと言っても、首を縦に振らない。
オーナーが止める理由は4つ
オーナーが新しい事業をやらせたくない理由を整理すると、次の4つになります。
オーナーが新しい事業を止める理由
- 辞めてしまうかもしれない
- 副業で稼げるようになり、給料が上がって、そちらへ行ってしまうかもしれない(独立)
- 今お願いしている仕事の量や中身が、おろそかになるかもしれない
- 店の売上が下がるかもしれない
どれも、オーナーの立場からは筋の通った心配です。
店の中心にいる人が新しい事業で稼げるようになれば、独立の準備が整うことにもなります。
マネージャーがオーナーを説得しようとするとき、この4つを否定するところから入ると、話は進みません。
美容師の副業そのものについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>美容師がやるべき副業を解説!美容師版タイミーを提唱する意味は?

オーナーの心配は正しい!否定せずに、4つそれぞれに答えを用意するのが先!
オーナーを説得しない。出資してもらう「資本提携」
オーナーの4つの心配は、どれも筋が通っています。だからこそ、言葉で説得しようとしても、なかなか首は縦に振られません。
僕たちがこのマネージャーに伝えたのは、オーナーを説得するのではなく、オーナーにも当事者になってもらう方法でした。
それが、新しい事業を会社として分けて、オーナーに出資してもらう「資本提携」です。
ここでは、資本提携の形と、それによってオーナーの心配がどう変わるのか、そしてオーナーへの伝え方を解説します。
新しい事業を会社として分け、オーナーに出資してもらう
僕たちがこのマネージャーに示した答えは、新しい事業を「1つの事業」として切り出し、そこにオーナーが出資する、という形でした。
つまり、資本提携です。
店舗事業と新しい事業を会社ごと分けておくと、それぞれの数字が混ざりません。店舗の売上が下がっていないかも、すぐに確認できます。
会社を分ける考え方は、こちらの記事でも紹介しています。
>>新たな取り組みとして「出資」プロジェクトが始動!OEMBANKが美容室のブランド事業に「出資」する理由
株でつながると、「辞められるかもしれない」が「一緒に持っている」に変わる
オーナーが出資し、マネージャーもその会社に関わる。
そうすると、オーナーとマネージャーは雇う側と雇われる側であると同時に、同じ会社の株主どうしになります。
資本で、株でつながる。だから、オーナーからすると辞めない。オーナーもマネージャーも、みんなでその会社を持っていることになります。
マネージャーにとっては、独立しなくても「自分の事業」を持てる場所ができます。
オーナーにとっては、独立したい人の挑戦が、社外ではなく自社グループの中で起きるようになります。
「ここにいても先がない」という、辞める理由の1つをなくせます。
なお、誰がどれだけ株を持つか、途中で辞めた場合に株をどう扱うかは、始める前に取り決めておく必要があります。

オーナーへの言い方は「次の売上の柱を私たちが作ります。その代わり出資してください」
僕たちがマネージャーに勧めた、オーナーへの伝え方はこうです。
「次の売上の柱を私たちが作ります。その代わりオーナー、出資してください。そうすれば一緒に育てられるじゃないですか」
この言い方は、オーナーの4つの心配に順に答えています。
| オーナーの心配 | 資本提携で、何が答えになるか |
|---|---|
| ① 辞めてしまう | 同じ会社の株主になる。外に出て一からやる理由が減る |
| ② 副業で独立してしまう | 独立したい気持ちの受け皿が社内にできる。事業はオーナーも持っている |
| ③ 今の仕事がおろそかになる | 新会社の仕事と店舗の仕事の分担を、始める前に決めておく |
| ④ 店の売上が下がる | 新会社の売上は、店舗の売上とは別の柱として積み上がる |
守りを重視するオーナーでも、この形なら十分に進められる。僕たちはそう考えています。

“やらせてください”じゃない!“柱を作るので、一緒に持ってください”!
最初の一歩は、商品を作らずに始められるmm.の代理店事業
では、新会社で何をするのか。
ここで最初の一歩として使えるのが、僕たちONLYPRODUCTSのmm.(ムム)の代理店事業です。
商品をゼロから作らずに、美容室向けの売上を立てられる
自社ブランドの商品を一から作るには、商品の企画・処方・製造・薬機法の確認と、時間も資金もかかります。
mm.は、すでにある商品の代理店として、ほかの美容室に商品を導入していくビジネスです。制度の中身は、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>「mm.(ムム)」とは?サービス内容や強み・おすすめの人を解説!
代理店事業の始め方のステップ
- まず商品の在庫を持ち、自分たちの店で使ってテストする
- 自店のお客様の反応を集める
- 周りの美容室や、美容の展示会「ビューティーワールド」で集めたリストに向けて広げていく
求人をしなくても売上をつくれる
店舗の売上を2億円増やそうとすると、多くの場合、人を増やす必要があります。求人が来ない状況では、ここで止まります。
代理店事業の売上は、スタッフの数ではなく、導入してくれた美容室の数と、その美容室からのリピート注文で増えます。
美容室のオーナーと話すと、ほとんどの方が求人に困っています。だから僕たちは、求人をしなくても売上をつくる方法を提案しています。
導入サロン1店舗あたり月5万円の仕入れを想定すると、50サロンで月250万円、100サロンで月500万円の売上になります(利益ではなく、商品流通による売上です)。
計算の前提は、こちらの記事で紹介しています。
>>美容師の商品開発とは?自店を「ラボ・研究所」にしてBtoB収益へ広げる仕組み
代理店から、自社ブランドへ進める
代理店はゴールではなく入口です。
代理店として売り先のリストを先に持ち、そのうえで自社ブランドを立ち上げる。
mm.の代理店から、実際に自社ブランドの立ち上げまで進んだ例もあります。その4つの段階は、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>美容室の代理店事業とは?|mm.の代理店から自社ブランドを立ち上げ、育てる4つの段階
スタイリストの先に「事業責任者」という席ができる

新会社ができると、社内に新しい席が生まれます。
僕たちは、これを「キャリアパスをつくる」「次のステップをつくる」ことだと考えています。働く場所ができる。自分のブランドも作れるかもしれない。
ハサミを持たない時間にできる仕事の例
- ほかの美容室に提案する
- 展示会で商品を説明する
- 新会社の数字を見る
スタイリストとして店で売上を上げるだけでなく、こうした仕事も評価され、給与に反映されるようになります。

代理店は、求人なしで売上を足せて、次の席もつくれる入口!
「また仕事が増える」は、反対ではなく見えていないだけ
新しい事業を始めると、現場のスタッフからは「また仕事が増える」という反応が出ます。
僕たちは、これを伝え方の問題だと考えています。
店舗事業のモデルを理解したうえで、次にどういうステップで売上をつくり、自分たちに還元されるのか。そこまで事業のモデルを伝える必要があります。
スタッフに伝える順番のステップ
- 店舗事業のモデル:店の売上は席×単価×時間で上限がある。だから給与にも上限がある
- 次のステップ:その上限の外に、代理店事業という売上の柱をつくる
- 還元:その柱から、給与やポジションとして自分たちに返ってくる
この3つを、マネージャーではなくオーナー自身の口で話すことが大切です。
スタッフへの浸透の具体的な手順(8つのステップ、展示会や梱包・発送への参加、還元の例)は、オーナー向けのこちらの記事にまとめています。
>>美容室の店販をスタッフが売れるようにする方法|売らされる店販から、誇れる提案へ!

“仕事が増える”は、何のためかが見えていないだけ!話すのはオーナー!
オーナーに話す前に、マネージャー・幹部がそろえる「紙1枚」
この記事を読んでいるマネージャー・幹部の方は、2つのパターンに分かれると思います。
オーナーから「これ、読んでおいて」と渡された方と、自分で「美容師 離職率」などを調べてたどり着いた方です。
どちらの場合も、次にやることは同じ。オーナーと具体的に話せる材料をそろえることです。
それぞれの立場から、最初の一歩を整理します。
オーナーから「読んでおいて」と渡された方へ
オーナーがこの記事を渡したのなら、それは新しい事業の話を始めるきっかけとして読めます。
上の「オーナーが止める理由は4つ」は、オーナーが部下に直接は言いにくい心配でもあります。
4つのうちどれが一番大きいかを、オーナーと確かめるところから始めてください。
自分で調べてたどり着いた方へ:オーナーに話す前にそろえる3つ
オーナーに話を持っていく前に、次の3つを紙1枚にしておくと、話が具体的になります。
紙1枚にまとめる3つのポイント
- 何の事業を、誰がやるのか:最初は代理店事業から。担当は誰で、店の仕事とどう分けるか
- 店の仕事をどう守るか:オーナーの心配③④への答え。週に何時間を新会社に使い、店の売上目標はどう扱うか
- オーナーに何を一緒に持ってほしいのか:「やらせてください」ではなく「次の柱を作るので、一緒に持ってください」
この段階の相談は、オーナーに話す前でもかまいません。
僕たちONLYPRODUCTSでは、マネージャー・幹部の方からの相談も受けています。

オーナーに話す前の“紙1枚”づくりから、一緒にできる!
美容室の「次の売上の柱」を、一緒に考えよう
離職率を下げるカギは、制度を増やすことではなく、スタッフの「次の席」と、それを支える売上の柱をつくることです。
「売上目標はあるのに、手段が決まらない」「オーナーにどう話を持っていけばいいかわからない」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
マネージャー・幹部の方も、オーナーに話す前の相談ができます。
この記事のまとめ
- 美容師として働いた人の48.0%が、いまは美容師ではない。辞める理由の上位は「給与」と「先が見えないこと」
- 面談・休日・評価制度は、今ある原資と席の配り方の工夫。原資と席そのものは、店舗の外に売上の柱をつくらないと増えない
- 新しい事業を会社として分け、オーナーに出資してもらう資本提携なら、「辞められる」「独立される」が「一緒に持つ」に変わる
- 最初の一歩は、商品をゼロから作らずに始められるmm.の代理店事業